閼伽井嶽の秋迎祭

少し前のお話になりますが、8月31日、9月1日の二日間お山に行ってきました。

こんにちはブログ更新が滞りがちな管理人です(~_~;)
 
 
ここ3年ほど年末年始のお手伝いは行っていますが、夏は初参加。
「火祭り」や「火渡り」などが有名だとか。
これは今年のポスター。いわき市の観光ガイドからお借りしました。

詳しくはこちら→ いわき市観光サイトはこちら
 
ガイドによると、
8月31日(火)は15:00から多宝塔にて檀信徒総回向が行われ、日没近くには参道にろうそくの明かりを灯す万燈会、18:00から大般若会が行われます。
だとか。
でも、今年は国内外における新型コロナ感染症の流行状況を踏まえて、「柴燈大護摩供」・「火渡り」は中止いたします。
という事で規模縮小。
 
 
管理人も地元の人に混じって多宝塔ではじめて「回向」を聞きました。
僧侶の読経は多宝塔の内側で低く響き、多重の声が回るようなイメージでした。(個人的な意見)
 
 
 
明るいうちの境内の風景。
遠いですが、中央奥に本堂に上がる階段があります。

そして日が暮れるとロウソクが灯され、点々と続くその明かりがとても神秘的。

階段にも置かれて本堂へ誘います。

階段に近づくとより美しさが際立つような。

でもこの階段、実際に登るとなにげにキツイ。
体力つけなきゃ〜(^o^;)
そして、翌朝の風景。雨まじりの本当にどんよりした曇天。

明かりの中はロウソクのみのシンプルな作りでした。

このロウソクだけであの風景を作れる火の力は強い!と、改めて感じます。
いまさらですが、今回改めて見た東日本大震災の爪跡。

冬場は一面の雪でなかなか多宝塔の裏まで行けなかったのですが、案内されてはじめて見ました。

コンクリート造りの丈夫な手すりが外れて無造作に下に落ちていました。
 
関係者のお話によると多宝塔のすぐ裏なので補修しようにも重機を入れられずそのままだとか。
「地面が動く」と言うことの物凄さを感じます。
 
 
冬場は雪も積もりなかなか山の様子を見られませんでしたが、改めて自然を感じた二日間でした。
 
 
来年の夏は実際の「火祭り」を見たいものです。
行きたいね〜(^_^;)